記念すべき第1回目の今回は、今夏に開催された「第10回高校生国際美術展」で見事グランプリ賞(第2席)を受賞した、芸術科・書道専攻2年生の 甲斐 規予子さんを特集します。
本人も驚いたという「受賞の感想」や「スクールライフ」、そして「将来の夢」とは?
甲斐さん、こんにちは。今回はお忙しいところお時間をいただきありがとうございます。
今日はご自身について、また学校についてなどいろいろ教えて頂きますので、よろしくお願いします!
よろしくお願いします。
応募総数が「4945点」の中からの受賞だそうですが、受賞のご感想をお聞かせ下さい。
受賞のことを聞いたときはとても驚きました。
さらに、上から2席の賞を頂けたと聞いても、自分がそんなことになるなんて思いもしなかったので、展覧会へ行って自分の作品が展示されているのを見てやっと実感がわいたくらいです。
※1:団体の部でも太宰府高校は最優秀校に選ばれています。
※2:8月1日に東京・上野精養軒にて表彰式及びレセプションが行われました。また、同2日には各国受賞者の高校生達と栃木県は日光へのバスツアーに参加し、交流を深めてきました。さらに、来年3月にオーストラリアで開催される「海外美術展」に招待の予定です。
私の臨書した作品は、「呉昌碩臨石鼓文」というものですが、この作品は春に行われた校内合宿で書き上げました。合宿最終日に清書したので、フラフラな状態で書いたものだったので自分としてはあまり納得のいかなかった作品でした。でも、その作品がこうして評価してもらえたということは、今までの頑張りが認めてもらえたように思えて、とても嬉しかったです。
これも、懸命に指導してくださった先生や先輩、共に頑張りあえた友人達のおかげだと思います。書道は一人では書けないものだとつくづく感じました。
では、その書道を学ぶため「芸術科(書道専攻)」に入学しようと思ったキッカケは何だったのですか?
「芸術科」という学科はやっぱり珍しく、普通は知らない人が多いようですが、私は従姉がここの18期生だったので卒展を見に行く機会があり、この科の存在を知りました。
高校受験をするにあたって、進路に行き詰っていた頃にここのことを思い出し、体験入学に行った時に制作をしている先輩方の真剣さを見て圧倒され、「ここだ!」と思ったことをよく覚えています。
毎日制作に勉強に、とても忙しいですが同じ境遇の仲間がいるので慣れてしまえばとても楽しいです。
3年間同じクラスでやっていけるというのはすごいことだと思います。
では最後に、「将来の夢」を聞かせていただけますか?
今は、まず大学へ通って司書の資格を取ろうと考えています。将来は図書館に勤めることが出来たらいいな、と思っています。
将来の夢が叶うと良いですね!これからも頑張ってくださいね。今日は有り難うございました。有り難うございました!